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シルバーアクセサリーの変色と洗浄、保存方法

      2016/01/30

銀の変色と特徴

シルバーアクセサリーは毎日身に着けていると、あまり変色が気にならないものですが、
使わなくなってしばらく放置しておくと表面が黒く変色します。
これは酸化ではなく、硫化反応が起きるためです。
また、まれに状況によっては塩素と反応する塩化反応でも変色します。

貴金属の中では比較的化学変化しやすく、
空気中に硫黄化合物(自動車の排ガスや温泉地の硫化水素など)が含まれていると、
表面に硫化物 Ag2S が生成し黒ずんでくる。
銀が古くから支配階級や富裕階級に食器材料として用いられてきた理由の一つは、
硫黄化合物やヒ素化合物などの毒を混入された場合に、
化学変化による変色でいち早く異変を察知できる性質からという説がある。

出展:Wikipediaより

でもご安心ください。
硫化反応による変色であれば簡単なお手入れで光沢がもどります。

黒ずんだシルバーアクセサリーの洗浄方法

1、シルバー専用の研磨剤入りクロスで拭く

一番手軽に光沢が戻る方法です。
カラーストーンがついてるものは変色したり傷がつく場合がありますので、カラーストーンの部分は磨かないでください。

シルバーポリッシュクロス

2、シルバー専用の液体につける

数秒つけるだけでピカピカになります。
チェーンなど細かい部分も光沢が戻ります。
ただし、個人的な使用経験から言いますと、これで光沢を取り戻しても再度変色するのが早い感じがします。
カラーストーンがついてるものは変色する場合がありますので使用できません。

3、シルバー専用のクリームで磨く

手軽に光沢が戻る方法ですが、チェーンなど目の細かい部分にクリームが詰まりやすいので
個人的には専用クロスの方をおすすめします。
カラーストーンがついてるものは変色する場合がありますので、カラーストーンの部分には使用しないでください。

4、アルミホイル、塩(または重層)、熱湯で化学反応させる

アルミ + 水 + 硫化銀 → 水酸化アルミニウム + 銀 + 硫化水素
2Al + 6H2O + 3Ag2S → 2Al(OH)3 + 6Ag + 3H2S
アルミホイルの上に多めの塩と黒く変色したシルバーアクセサリーを入れ、熱湯を注ぎます。
さらにぐつぐつ煮てもOK。温度が高くないと化学反応が起きないようです。
チェーンなど細かい部分があるものにもおすすめですし、
なんといっても家庭にあるもので光沢を取り戻せるのは便利ですね。
こちらのサイトで詳しく写真つきの説明があります。
http://purple-cat.info/sense/accessory/silver.html

試した人がたくさんいるようで、You Tubeでも動画がアップされています。

5、塩化反応による変色は、残念ながら被膜が強固なためなかなか綺麗な状態にもどせません

 

シルバーアクセサリーの変色防止方法

基本的に、硫化反応と塩化反応による変色を防止することです。

1、使用しない時は、なるべく空気に触れないようにする(硫化反応を防ぐため)

しばらく使用しない時は、チャック付きのビニール袋に入れて、保管して下さい。一番手軽な保存法です。
できれば、チャック付きのビニール袋をさらにビニール袋に入れて2重の状態で引き出しなどに保管すると、数年はきれいなままです。
アジアンシルバーのシルバーアクセサリーもそのように保管しています。
(ですが、一般的なビニール袋はポリエチレン素材ですので、完全に気密性が保たれるわけではありません。)

チャック付きの袋で保管

2、めっきをする

ロジウムめっきをすればプラチナのように輝き、数年はめっきがもつようです(コーティングの厚さや使用頻度にもよります)。
>>ロジウムめっきの詳細についてはこちら

3、硫黄分の多い温泉やパーマ液、ゴム系接着剤につけない(硫化反応を防ぐため)

温泉に入る時はシルバーアクセサリーをはずしましょう。

4、塩素系漂白剤、ドライクリーニング直後の衣類につけない(塩化反応を防ぐため)

漂白剤がシルバーアクセサリーにつかないように気をつけてください。
ドライクリーニング直後の衣類を切る時はシルバーのネックレスやペンダントを控えた方が無難です。

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